【レポート】青年海外協力隊

海外青年協力隊

国際協力・援助の現場。各団体の事例

上記の記事で、各団体の取り組みを取り上げたのですが、各団体だけの記事の方が見易いかと思い、この記事では「青年海外協力隊」の部分だけ抜粋しました!

  • 青年海外協力隊について

青年海外協力隊とは「日本政府の政府開発援助(ODA)によって国際協力機構(JICA)が実施する事業」のこと。開発途上国からの要請に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持つ20〜39歳の青年を募集し、選考や訓練を経て現地に派遣される仕組みだ。過去50年間に88カ国、約4万人の青年海外協力隊が派遣され、他のボランティアと合わせると、累計の派遣者数は96カ国約4万8千人に及ぶ。青年海外協力隊をはじめとするJICAのボランティアは、現地の人々と共に生活し、現地の言葉を用いながら保健医療・教育・コミュニティ開発・農業・スポーツ・防災等の幅広い分野において、開発途上国の抱える問題解決に取り組む。今回は青年海外協力隊が行った活動の中で、ルワンダの活動を取り上げる。

  • ルワンダでの活動

ルワンダへの派遣の始まりは1985年6月1日。鹿児島県における「1日外務省」においてアフリカでは10番目の派遣国として派遣取極が締結された後、1987年3月に5名の隊員が第一陣として派遣された。5名の隊員の職種は体育・図学・電気設備・空手道・陶磁器であった。しかし、ルワンダへの協力隊派遣は内戦によって大きく影響を受ける事となった。ルワンダの治安悪化によって、1993年7月までに全員が帰国する事となり、約6年間にわたる派遣による活動が一時停止されてしまった。

大虐殺が起きた内戦が終了し、2005年にルワンダへの派遣が再開される事となった。当初の派遣よりも多くの職種を持つ者が派遣され、現在に至ってはコミュニティ開発・公衆衛生・理科教育・観光・服飾といった多岐にわたる職種を持つ隊員が活動している。中でも、ルワンダの大きな課題は「水衛生改善」「理数科教育における質改善」であった。これを隊員間の連携、JICA専門家によって見事に解決した。「水の防衛隊」のグループ派遣によって、給水施設の維持管理支援は今でも継続されている。ルワンダは内戦後、大きな発展を遂げてきた。青年海外協力隊の協力も大きい。しかし、ルワンダの国民の絶対的貧困率は60%以上と高いままであり、協力隊員には生活改善や人材育成に貢献する事が求められている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です